パフォーミングアート

Introduction

それは名作歌舞伎「義経千本桜」から四年後の物語。

古来、日本の物語には人間と動物が織りなすものが多いとは思いませんか?
少し瞳を閉じて、子供の頃に読み聞かせてもらった物語を思い出してみてください。

そこには当たり前のように動物が現れます。
彼らは当然のように言葉を話し、情を通わせ、恩返しをし、加勢をし、人間に寄り添います。

それは、おとぎ話だけでなく、能や歌舞伎においても同じなのです。
僕がインスピレーションを受けたこの「義経千本桜」という物語も、そんな大人のおとぎ話の一つです。

悲劇の名将として知られる源義経は、実の兄である頼朝から命を狙われ、絶体絶命の危機に直面します。
そんな彼を助けるのは小さな、小さな子狐だったのです。

荒唐無稽で、考えようによっては幼稚とさえ思えるこの物語が、歌舞伎として今日まで残っているのは何故でしょう?

僕は、そこに「人間は捨てたもんじゃない」という可能性を感じてしまうのです。
幼い一匹の狐の健気さが、スッと心に染み込んできた時
「人間は強がらなくていいんだよと・・・」
先人達からの贈り物のような言葉が聞こえたような気がしたのです。

皆様と美しく舞い散る桜を眺めるべく
スタッフ&キャスト一丸となって頑張ります。
劇場でお待ち申し上げております。

原作・脚本・作詞・演出
藤沢文翁

Story

それは源義経が、兄・頼朝の軍に追われ、逃亡の日々を送っていた時のこと
一匹の子狐が現れ、義経の家臣に化けて「初音はつねつづみ」と呼ばれる名器を盗み出そうとしたのです。

子狐の変化へんげはあまりに力不足。
義経一同に見抜かれてしまったのでございます。

「なぜ狐ごときが、鼓など欲しがる?」と問えば
「その鼓は両親の形見。片側の皮は母狐の、片側の皮は父狐のもの」
子狐はそう答えて泣くではありませぬか・・・。

義経も家臣達もこれには涙を流し、子狐に鼓を返してやりました。
これに喜んだ子狐は、頼朝軍を妖術で退け、義経を助けたのでございます。

四年後

義経達を慕った狐は、再び奥州は藤原の一族に匿われている、義経のもとに尋ねてまいります。
その時、子狐は義経の異変に気づくのです。

多くの仲間に囲まれ、笑顔の絶えなかった義経。
しかし、その側は家臣の姿はおろか、武蔵坊弁慶さえいないのです。

咲かぬ桜の木を眺め、酒に溺れる悲しい義経の姿。
聞けば、家臣達はここへ逃げる間に義経を守って命を落とし
弁慶までも流行病で死んだという。

たった一人になってしまった義経の姿を見た子狐は、こう誓うのです。

「僕が義経様を守る!弁慶様に化けて!僕が守る!」

これが誰も知らない本当の義経の最期・・・
夜桜が降り注ぐ、藤沢文翁版「義経千本桜」が幕を開けます。

 

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当落発表:2025年3月26日(水) 18:00頃

▼対象公演
公演日程:2025年5月31日(土) ~ 6月1日(日)
会場:THEATER MILANO-Za(東京都)
受付席種:全席指定18,000円(税込)

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